千葉県茂原市の皮膚科専門医「もばら皮膚科」のホームページへようこそ。
ここでは、身近な皮膚病について解説しています。アトピー性皮膚炎や円形脱毛症・にきびなど、気になる疾患を勉強してみませんか?

診療時間

 
8:30 ~ 12:00 × ×
14:30 ~ 18:00 × ×

最新のお知らせ

「かわら版」:不定期更新の院長日記。臨時休診日など、当院からのお知らせもあります。

「皮膚科専門医 “徒然草” 」:これまでに「地域情報誌 ゆとりーと」に連載した文章と、その話題の後日談をまとめた物です。

診療項目

当院の診療項目をご紹介いたします。項目をクリックすると詳細をご覧いただけます。

ページの先頭へ戻る

当院について

このホームページの特質

  1. 熱心な方向けに作製してあります。
  2. 医学用語等はある程度噛み砕いておりますが、本質から離れてしまうような言い換えは行っていません。
  3. 疾患の説明集ではなく、代表的な疾患において当院が提供できる医療について述べてあります。

当院のモットー

新時代の医療を実践しています。

意味のない検査・治療は致しません。教育機関である大学病院では、治療に結びつかない検査も行わなければならない場合があります。開業医では意味のない、またはほとんど意味のない光線療法等で再診誘導を計る場合があります。しかし当院では患者さんが不利になることは致しません。その結果、毎日のように通院して戴かなければならない事例はごく限られます。

原因を探す努力をしています。皮膚疾患はかぶれが多いのですが、詳細な問診でかぶれの元を推定します。またかぶれ以外でも、問診から意外な原因が見い出されたりもします。

典型例以外は、視診のみで診断しないようにしています。一発で当てることに喜びを覚える先生方もいらっしゃいますが、外す可能性を極力減らすように心掛けています。

院長自己紹介

持田耕己(もちだこうき)

1962年・昭和37年、千葉市に生まれる。
父親はサラリーマン。転勤にて神奈川県藤沢市に転居。大学入学まではそこにて暮らした故、ここが故郷との印象。小学校4年生になるまでは勉強嫌い。スペース・インベーダーが開発された時は高校生だった世代なので、もっぱら外遊びに熱中していた。4年生の担任の先生が、「学生は勉学が仕事である。」との主義の方で、恐ろしく大量の宿題を出された。クラスメートは適当に抜いていたが、真面目なわたしは泣きながらもこれをこなした結果、6年生になる頃には成績優秀者になっていた。母親は栄光学園に入学させたがっていたが、生来の能力からして届く学校ではなかった。中学校1・2年は生涯で最も勉学に勤しんだ。日曜日には1日14時間勉学することも珍しくなかった。3年生の時にわたしの単細胞的思考に危惧を抱かれた国語担当の先生から、下村湖人の「次郎物語」を勧められたことが人生の転機になる。偶々読んだ「金閣寺」の文体・多様な語彙・屈折していながらも最後はしっかり締める物語の流れに魅せられ、高校1年には三島の小説で文庫化されていたものはほとんど読破。一気に文学青年へ変身する。高校は当時、東大への合格者数ベスト10に入っていた湘南。ここでクラスメートの能力の高さ・万能さ・押しの強さ・プライド等に圧倒される。学内が小エリート社会であったことより、ここでこの程度なら、実社会に出ても同様の立場になることが目に見えて、勉学せず。アーサー・C・クラークに代表されるハードSFに逃避する。比較的日本史に興味があったので、奈良で遺跡発掘でもするかと考えていたところ、母親が養母に話しを付けて、私学の医学部への進学の道が開ける。今考えるとこれが第2の転機だった。一浪の後順天堂へ入学。医師の子弟のお坊ちゃま・お嬢様の集まりと予想していたが、経済発展を遂げた日本には色々な職種で経済的に成功した方々が居られて、意外に多様であった。但し時代はバブル前夜。二世達は一様に脳天気であったように思うし、わたしもその例に漏れなかった。6年生になり、卒業後の専攻を決めなければならない時期が到来。医家に関係のないわたしは、何でも選ぶことができたが、逆にこれが難しい。内科は専門別に分科しており、皮膚科等マイナーと呼ばれる科目より逆に領域が狭く感じて、最後は皮膚科か精神科かで悩むが、授業中に「俺が今ここでたばこを吸ってもお前たちは構わないよな。」という小泉首相に劣らないパフォーマンスを見せた小川先生に将来性ありと見て皮膚科を選択。わたしの予想は中り、教室は発展。順天堂自体の発展もあり、小川先生は後に理事長にまで昇りつめられた。教室では色々あったが、この辺の話しは学生時代の思い出話し同様に語るには差し障りがあるので省略。医学部の教室での優劣は研究者としての優劣が基本であるが、わたしは研究には向かないと思ったので、大学に残れない・残るべきでないと考え開業した。小川先生の方針で、他学に比較して大学在籍時代から患者さん数は多く診て来たが、開業後大学病院医と違ったセンスが必要なことが判明。修正を加えながら今日に至っている。医師にはまるで俳優のように、表情・声音を使い分ける方がいらっしゃるが、わたしは全く不得手であるので、正に直球勝負である。気の利いたことも言えないので、医師の言葉が持つプラセボ効果も弱いと思う。カリスマ性に溢れた先生を羨ましく感じる一方、専門職として、良き情報提供者・技術者であることも時代の要請と考えている。

日本の医療事情に関する私見

日本の医療状況を考えるにあたっての前提条件は4つと考える。

  1. 世界経済に於る日本の立場が先行き不明であること・老齢化社会が急激に進むことより、平均すると国民一人あたりに掛けられる医療費が減少する点。
  2. 一方医療技術は高度化し、ある患者さんに対しては莫大な支出をしなければならない点。
  3. 医師の数が経済的な適正数を大きく上回る点。
  4. 医師の大都市志向が強まっており、全国的に見れば不均衡な状態に陥っている点。

(1)については皆さんご存知のように、健康保険料率のup、自己負担率のupが為され、続いて歯科と同様に混合診療の導入が模索され、(2)については、将来的には全額自己負担・自己責任に基づいた民間保険への加入促進が計られる予定。つまり政府としては個人の経済力に見合った医療が行われるようになるのは致し方ないとの考えである。わたしはこれらの動きに対しては反対。既に国民健康保険料滞納者が多数出る等、現在の健康保険制度が破綻を来たしているのは事実だが、日本の健康保険制度は、世界的に見て決して悪くない。むしろかなり偏差値が高い制度だと考えるからだ。現状では健康保険に加入していれば、高所得者と低所得者に施される医療はほぼ同じであるが、(慢性疾患で入院を要する場合は、差額ベッド代を支払えるか否かで差は出て来る。)上記プロセスが施行されれば、所得の多寡で診療内容は異なって来る。例えば米国では全て民間保険だが、保険料の支払い額によって保険がカバーする領域が異なり、高額保険では、日本では保険適用になっていないような医療も支払い対象になるが、低額保険では、日本で保険適用になっている医療行為もカバーされず、しかも医師は保険でカバーされない医療行為については、その存在を患者さんに知らせることさえ禁止されている有様。つまり自分達は高所得者であるので、低所得者のことはどうでもいいや的な発想が官僚や政治家に感じられる。医師は高所得者であるから、医師自体が犠牲を払えとの考えは小泉首相やおまけに朝日新聞までの論調であるが、わたしはある程度仕方ないと考えている。であるから平成14年度の史上初の診療報酬マイナス改定の受け入れを決意した、当時の日本医師会長の坪井先生の決断は支持した。これは15年度よりの社会保険本人自己負担upも込みでの受け入れであったから、大きな決断であった。この流れは小泉改革が速やかに進行する、つまり医師だけに犠牲を強いるのでなく、官僚等が進んで犠牲を受け入れるシナリオに沿ったものだったが、2年以上経過して目に見えた成果は上がっていないように感じる。このことは平成16年度の日本医師会長選で、坪井路線継承者の候補が敗れ、かつての、自民党に対する圧力団体回帰を掲げた候補が当選する事態を招き、今後他の圧力団体同様、兎に角自分達のパイは守るという方向性となり、いよいよ日本国が行き詰まるその瞬間まで、全く無策に終わる、つまり国家が崩壊する危険性が高まったと考える。

(3)については既に急激に競争社会化が進んでいる。当院もご近所と呼べる範囲に皮膚科専科、および主に皮膚科患者さんを診られていらっしゃる医院が存在。差異化を計る為の投資で、わたしの収入は確実に減っている。(4)はその傾向を加速させるもので、わたしが思うにこのまま放っておいても、医師の所得は下がるし、患者さんの負担が増えることなく新しい医療が提供されるようになると思う。

おまけ1 大病院信仰

大病院信仰はかなり馬鹿馬鹿しい。わたしは開業医としては未だ若い方だが、わたしの年齢で大学に残っている同僚は講師に成っている。大学病院の初診外来は教授・助教授・講師が担当するのが通例であるから、わたしが拝見してもぎりぎり大学病院イコールであり、開業医の諸先輩方はより接近。場合によっては超越している先生もいらっしゃるのだ。加えて大学病院の果たす役割と開業医のそれは違う。貴方が世界で100例に満たないような珍しい疾患に罹患している可能性があると思うのなら大学病院受診を勧める。そうでないなら少なくとも初めから受診する必要はない。

おまけ2 美容

美容分野への進出は仲間内の話題に良く上る。過当競争もあり、自由診療へ活路を見出そう・またはエステで行われている、しっかりと訓練されていない、理論が理解されていない手技の結果生じた皮膚の健康障害を診ると、自分がやった方が良いのではというものだが、実際手掛けた方は少ない。最も危惧されるのはトラブル事例への対処だろう。形成外科医が開業する時、有能な弁護士を顧問にするのが最重要点のひとつと言われているが、経営的に皮膚科医が顧問料を支払うのは無理であるから、全て自分で対応しなければならない。そうして最もやっかいなのが、こちらに非がない事例、例えばごく少ない確率だが出現する副作用、医学的には何ら問題がないのだが、本人が神経症的に気にする場合、手技と全く無関係であるにも拘わらず、本人が勝手に関連付ける違う話し。こうした事例にも誠実に説明して差し上げるとなると、通常の診療にまで支障を来たしてしまう。

おまけ3 新研修制度

象牙の城を壊す目的で導入された制度ですが、壊し過ぎてしまった印象です。都会に医師が集中し、千葉でさえ医師不足が発生しています。家庭医の育成も目的でしたが、万能選手が生まれた感はありません。

研修は都会でも、就職・開業は地方ならよいのですが、実際は異なります。これは総合的な都会志向に加えて、子弟の教育が大きく絡んでいます。現在医学部の志願者はバブル現象的に多く、私学に於いても、わたしが受験した頃では信じられない高い偏差値になっており、このレベルに子弟を持っていくには、優れた学校・優れた学校外の教育環境が必要だと思われ、どうしても都会志向へ繋がるわけです。

おまけ4 TPP

TPP自体は、対米関係を考慮すれば、拒否不能だと考えますので、ここでは医療への影響に限定します。

まずはこの外圧を利用して、歯科のように混合診療が導入されると予想します。今後開発される高度医療については、原則保険診療外になり、金銭的に余裕があるか、私的保険を上手く利用しない限り、ベストな治療は受けられなくなります。

既に存在すると言えば否定しませんが、医師の階級が発生すると考えます。自分の能力に照らし合わせて、然るべき選択が為されればよいのですが、未練たっぷりの負け組がやる気を失くすことが心配です。何しろ限定した診療しか行えないわけですから。

リンク集

医療情報を提供してくれるサイトをご紹介します。ご参考にどうぞ。

  1. 日本臨床皮膚科医会
  2. Dr.NAVI
  3. 日本皮膚科学会
  4. 順天堂大学

製薬会社

  1. ノバルティス 爪Net
  2. ヤンセン 水虫チャンネル

医療機関検索

  1. 病院検索医院検索 マイクリニック
  2. ウェルネス 医療情報センター

その他

  1. キャンデラ株式会社

交通アクセス

千葉県茂原市千代田町1-9-1(JR茂原駅より徒歩4分)

ページの先頭へ戻る